どうして、腰痛になるの?
昔から、多くの人を悩ませている病気の一つに腰痛があります。とくに、この腰痛の痛みと言うのは、地味に痛むこともあれば急にやって来るものなど様々な症状があります。そして、着実に集中力を奪うばかりでなく、ストレスまで増加してしまいます。腰痛と無縁で生活できるのであれば、それに越したことはありませんね。
それでは、どうして、人は腰痛に悩まされるようになったのでしょうか。それは、進化の過程で2本足で歩くようになったからだと言われています。人が2足歩行をすることによって、腰は上半身を支えるという重要な部分となるだけでなく、そこにかかる負担も増加してきます。そして、その疲労に耐え切れずに腰痛になってしまうことがあります。
また、仕事などの生活環境も重要です。たとえば、事務職の場合ですと、机に向かって座っている状態が長く続きますので、その分、腰への負担も多くなる上に、本人が知らない間に姿勢まで崩れてしまうことが多いため、それも腰の負担となってしまいます。また、肉体労働の場合は、状況によっては座ること以上に腰への負担が大きなものとなります。
腰痛の原因について
● 筋肉疲労による腰痛
腰痛の中でも比較的に多いのが、筋肉疲労による腰痛です。これは、同じ動作を続けたり、荷物を抱えるなどの行為によって、腹筋などの腰周辺の筋肉に疲労がたまるとともに力が弱まり、筋肉で吸収し切れなかった負担が腰にかかっていると言う状態です。このような場合には、無理をせずに安静にして、湿布などを使い疲労の回復を早めましょう。
● 内臓疾患による腰痛
腰痛の中には、じっとして安静にしていても治らないものもあります。また、痛みだけでなく、腹痛や血尿などの症状まである場合には、内臓の疾患が原因となって腰痛が引き起こされている可能性があります。このような場合には、原因となっている内臓疾患の方を治療することが最優先ですので、無理をせずに、すぐに病院で診察を受けましょう。
また、腰痛の原因となる内臓疾患としては、胃や腎臓・脾臓などで発生した炎症や尿路結石の他にも、腹部大動脈瘤や子宮内膜症、腫瘍など様々なものがあり、素人では判断がつかない場合が多いです。
● 骨のゆがみ
体を支える骨格としては、腰付近にある腰椎や背骨などがあります。とくに腰椎は、上半身の負荷が圧し掛かってくる大事な部分ですので、トラブルも起こりやすくなってしまいます。また、背骨については上半身を支えるだけでなく、大事な神経の通路にもなっています。
このような大事な骨格が傷ついてしまったり、加齢などによって歪んできたりしますと、腰痛の原因になるばかりか、他の病気まで招いてしまう危険性もあります。
腰痛の予防は、日頃から!
● 腰に負担をかけない、荷物の持ち方
どちらか片方だけの腕で荷物を持っていますと、どうしても、そちらの方に重心が移ってしまいます。そうしますと、体の左右のバランスが崩れて、背骨や腰に偏った負荷がかかるだけでなく、体を支える筋肉まで偏って疲労してしまいます。このような状態は、当然ながら腰や背骨にとっても良くありません。
このような場合には、出来る限り、荷物を2つに分けて両腕で持つようにしましょう。こうしますと、左右のバランスの乱れも多少は少なくなってきます。もし、2つに分けられない場合には、片方ずつ交代で持つようにしましょう。
● 長時間座っている場合
同じ姿勢を長時間続けるだけでも、疲労も意外と蓄積されて負担が増加してしまいます。とくに、椅子に座っている状態などは腰への負担も意外と多く、腰痛の原因となってしまいます。このような場合には、座りながらでも構いませんので、片方ずつ、交互に足を組むだけでも疲労の蓄積度が多少は変わってきます。
ただ、仕事などで何時間も座り続けるような場合には、足を組むだけでは不十分ですので、1時間に1回は屈伸などの運動を行って、腰や下半身の血行を良くしましょう。 「何か、ありきたりな方法だな・・・。」 と思われるかもしれませんが、屈伸だけでも、やるのと、やらないのとでは違ってきますよ!
